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偽物語 第拾壹話 つきひフェニックス 其ノ肆  レビュー [アニメ]

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しでの鳥
つまりはホトトギスの怪異じゃな
目には青葉山ほととぎす初鰹の、ホトトギスじゃ。
連中はフェニックスなどと嘯いておったが、このホトトギスには
托卵という性質があるそうじゃな。他種の鳥の巣から親鳥が
離れたときを見計らって、巣にある卵を押し出して地面に落とし
そして代わりに自分の卵を産んでおき他種の親鳥にその卵を温めさせ
孵させるだそうじゃ。怪異としてのホトトギス、しでの鳥の習性も
やはりそれを引き継いでおるの。要は托卵じゃ。しでの鳥は人間に
托卵する。フェニックス、不死の鳥として子を孕んだ母親の胎内に
転生する。一般的に知られておるフェニックス伝説と言えば
老鳥が燃え盛る炎の中にその身を投げ、炎の中より新たな
生命として生まれ変わる…というものじゃが

つまり、暦達の母が、15年前、胎内に怪異を宿し、そして生まれた
のが阿良々木月火、生まれ変わったのがしでの鳥…という事だった。

後は続きからどうぞ

 


大局的に見て、怪異としては無害の部類じゃよ。
人に害を為すということはない
ただ偽物というだけじゃ。
そして不死身というだけじゃ。どのような怪我をしようと回復し
どんな病気もすぐ治癒し、寿命まで生き切る。そして死にまた転生する。
そうやって、現代まで生き続けてきたというわけじゃな…
ホトトギスよろしくの


かなり無害じゃん、ただ偽物というだけ… でも偽物といっても
阿良々木さんの妹に変わりはないよな。それにしても、そんな
悠久の時を転生してきたすごい怪異が月火ちゃんだとは… 
月火ちゃん自身はその事を知らないっぽいがどうなんだろうか。


夕方…帰宅した火憐ちゃん家の玄関が破壊されていてビックリ。
そういえば、破壊されたままだよなあ… 影縫達に修理代請求した
方がいいんじゃね?? 

「兄ちゃん、これ何!? 何が起こったの!? 砲撃!? 
 組織の追っ手から大砲でもぶち込まれたの!?」

砲撃てww しかもどこの組織の追っ手だよw
砲撃…じゃなくて、斧乃木余接の人差し指くらってこうなったとは
説明できるわけもなく、ミスドから帰ったらこうなっていた、多分
ダンプカーに当て逃げされたとかテキトーな理由をつけて誤魔化す。

「よっし兄ちゃん、代わるよ。ここからはあたしのターンだ。
 パパとママが帰ってくるまで、あたしが地獄の門番ケルべロスを務めてやるよ。」

というわけで、ここからは火憐ちゃんが門番になってくれると。
暦は家の中に戻りながら火憐に訊いてくる…

「お前さ。僕のために死ねるか?」

火憐は即答…
「死ねるよ。だから何?」

「じゃあ、月火ちゃんのためには死ねるか?」
「死ねる。笑いながら死んでやる。月火ちゃんはあたしの妹なんだ。当然だろ?」

「ああ、当然だ。僕だってお前達のためなら死んでやるよ。
 何度でも何度でも不死身のドラキュラみてーに、死ぬまで死に尽くしてやる」

暦はそう言いながら2階へ行き月火ちゃんの部屋へ。
阿良々木さんの月火の為に戦う気が、なんか伝わってくるぅうう
そして火憐ちゃんもカッコイイ。

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阿良々木さん、眠る月火ちゃんに何をするのかと思ったら…なんと!
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「エイっ」とキスをw

王子からのキス…並みに、速攻目を覚ました月火ちゃんは
「蝋燭沢くんに捧げるはずだった私の初ちゅーが!」と発狂して怒り狂うw
突き飛ばされた、阿良々木さんは笑い出す。

「お前とちゅーしても、別に何にも感じねえと思ってさ
 ドキドキもしねえし、嬉しくもねえ。お前やっぱり、僕の妹だよ」

「は?」

「知ってっか? 月火ちゃん。
 僕はさ、お前のお兄ちゃんじゃなかった頃があるんだぜ」

「どういうこと?」

「火憐ちゃんの兄ちゃんじゃなかった頃もある。生まれてから最初の3年間
僕は1人っ子だったし、次の1年間、僕は2人兄妹だった。4年待って
ようやく僕はお前のお兄ちゃんになったんだ」

「そりや… まあ…」

「だけどな、月火ちゃん。阿良々木月火は生まれたときから
 ずっと僕の妹だったんだ。僕の妹で、火憐ちゃんの妹だった。
 そうじゃなかったときはひと時もない」

ここの阿良々木さんの言葉、なんかものすごく感動した…
これから、愛する妹である月火の為に命をかけて戦いに行く男の
決意を感じる! そして、月火が今までもこれからも暦の妹である事に
変わりないという事を阿良々木さんは心の底から思っている。
たとえ月火が怪異であろうと… 月火ちゃんは暦の妹なんだよ!

暦は家を出て影縫達の所へ向かう。
「ここはしっかり守ってろ。誰も入れんなよ」
「任せておけ! 兄ちゃんからの命令には絶対服従の火憐ちゃんさ!」

うむ、正義の味方の火憐ちゃんにまかせておけば家は大丈夫だっ

夜の街を自転車で疾走する阿良々木さん
気付くと自転車の前籠の中には忍が座っている。

「行くのか。お前様よ」
「ああ。行くよ」
「どこへ。何をしに」
「あいつらのところへ。戦いに」
「何のために」
「妹のために」
「それでお前様は何を得る」
「何も得ないよ。時間を少し、失うだけさ」

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「月火、じゃったか」
「あ?」
「お前様の極小の妹御の名前じゃよ」
「ああ、なんだ、名前、憶えたのかよ。お前が人間の名前を憶えるなんて、珍しいな」
「あれだけ激しく連呼されたらのう。それに、よき名じゃからな」
「よき名? そうか?」
「月というのが気に入った。太陽は儂の敵じゃが月には色々と恩恵を受けておる。
 ゆえにここで、その恩返しをしておくというのも悪くはあるまい」
「そっか。ありがと」
「礼には及ばん」

忍が協力してくれるぅううう!!
まあ、ここで忍がこう言わなかったとしても、忍は協力してくれると
思ってた。っていうか、忍が協力してくれないと、暦一人じゃ、あの
二人相手とか無理だろう…w

というわけで叡考塾に行く前に戦闘準備…
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忍に血を吸わせる阿良々木さん…
忍の姿が大きくなったよぉおおお!!

叡考塾に到着した阿良々木と忍はさっそく影縫達と対峙。
影縫余弦は、影縫余弦VS阿良々木暦、斧乃木余接VS忍の対戦でいいか?と
訊いてくる。それが一番ベストな組み合わせじゃ! というわけで
暦は影縫の提案に乗っかってその通りの組み合わせで戦う事に。


「よし。では小娘、儂らは下じゃ。二階に儂らのバトルに相応しい部屋がある
 そこで思う存分、戦おうではないか。年季の違いというものを思い知らせてやる」

「いいよ、わかった。そこまでパワーアップしたところで、未だあなたは僕より下だ。
 敬老の日はまだ一カ月ほど先だけど、老骨に鞭打ってまで僕に年季の違いを
 思い知らせてくれるというのなら、折角だから付き合ってあげるよ、お婆ちゃん
 僕はキメ顔でそう言った」

ちょっっっww キメ顔、口悪いなあ… 忍の事をお婆ちゃん呼ばわりかよ。
その上、部屋を去る時… 「じゃ、ちょっと老人介護のボランティアに行ってくるよ、
お姉ちゃん。僕はキメ顔でそう言った」と言って去っていった。老人、老人って
老人呼ばわりしすぎだろう!! 忍にはこのキメ顔がキメ顔ができないくらい
ボコってもらいたいね。

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忍とキメ顔が去った後、影縫に忍野メメとはどういう関係なの?と訊くと…

「や、別に言うほどのことやあらへんよ。単なる古い友達や。
 うちと忍野くんと貝木くんは、大学時代の同期やねん」

ナヌ!? 忍野と貝木と影縫が大学時代の同期!? 貝木も?w
3人はオカルト研究会というサークルの仲間で… しかも、なんと
今回、月火が獲物だと影縫に教えたのは貝木だという。
な、なんですとー!?

貝木ぃぃいい!
一つ残らずお前の所為かあ!
全部お前の仕業かあ!

ワロタw 貝木さん、面白すぎるw
影縫余弦は貝木にお金払ったのかね? で、貝木は自分で影縫達を
結果的に呼び寄せるような事をして、そして阿良々木さんからも小銭を
せしめたのか… 細かく稼ぐなあ…w

「影縫さん。僕は妹の味方だよ」
「その妹は偽物や。本物の妹やない。本物や思てた妹が実は偽物やゆうて
 知ってもても、おどれはこれまでと同じように、その妹を愛せるんかいな?」

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「愛せるさ。むしろこれまで以上に愛してやる。
 義理の妹なんざ萌えるだけだろうがあ!

阿良々木さん、完全に義理の妹に萌えった顔だわ…w
というわけで、暦はものすごい勢いでスタートダッシュし、影縫に
向かっていく。が、影縫余弦、鬼強。頭突きが凄すぎw 阿良々木さん
完全に頭蓋骨割れちゃったじゃん。普通なら即死レベルじゃないの。
影縫は、暦をボコボコにしながら、なんか色々を暦に言ってくる。
暦以外の阿良々木家の家族、両親や火憐、そして月火自身が、月火が
実は怪異だという事を知ったらどう思うんだとかなんとか… っていうかさ
そんなの影縫さんに関係なくね? これは阿良々木家の問題だろう。
阿良々木家からの依頼があったならまだしもさ。

とにかく、影縫が鬼強すぎる、暦は屋上までフロアーぶち抜きで
投げ飛ばされ、もう、見てられないレベルでボロボロに…w
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ちょっと、暦、ゾンビみたいになってるしw

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死ぬぅうう

「そうなる前に始末をつけたるんがうちらの仕事や、おどれがどんな
 価値観持とうと、どんな正義感持とうと勝手やけれど
 そんな理想を他人に押し付けんなや!」

とか、影縫はシャウトしていたけど、それはそのまま、影縫余弦に
贈りたい言葉だね。

そろそろキメ顔の事が気になった影縫は、今度は暦をボコりながら
下のフロアまでぶち抜いて下のフロアに到着。阿良々木さん、さっきから
ずっとゾンビ状態w すると…下のフロアーではすでに勝負は終わっていた!

「これから大逆転するところだったんだよ、余計な世話を焼かないで
 くれるかな、お姉ちゃん。僕はキメ顔でそう言った」
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キメ顔敗れたり!!しかも泣いてるしw 

影縫余弦は、それなら、今度は忍と決勝戦をすると言ってきた。
すると、忍は笑い出す。超高笑い。

「いや、戦わない。それに決勝戦じゃと? おかしなことを言うでないそ人間
 我があるじ様は、まだうぬごときには負けておらん。そうじゃろう? お前様よ」

阿良々木さん、立ち上がってきたぁぁあああ!!
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「そうだよ。僕はまだ負けていない。僕はまだ、あなたに屈してなんかいない。
 あなたのこぶしにも、あなたの言葉にも、僕はまったく納得なんてしていない」

「言うとるやろ。おどれがどんな価値観持とうと、どんな正義感持とうと
 勝手やけれど、そんな理想を他人に押し付けんなや」

「他人じゃねえよ

 他人じゃありません。家族です

 家族には、僕は理想を押し付けますよ

 家族なんだから、嘘もつきます。騙します。迷惑もかけます
 面倒もかけます。借りを作ることもあるでしょう、恩を返せないことも
 あるでしょう。でも、それでいいと思ってます
 影縫さん…正義の味方さん
 偽物であることが悪だと言うなら、その悪は僕が背負います。
 偽ることが悪いことなら、僕は悪い奴でいいんです
 好感度なんかいらねえよ。僕は最低の人間でいい」

月火が「お兄ちゃん」と呼んでくれるなら…
……僕はすべて、それでいい……


すると、影縫余弦がなんか語り出す…
性悪説か…高校生なら性善説くらい知っとるやろ。中国の哲学者、孟子の思想や。
人は生まれながらにして善性を有するっちゅうあれや。
性善説が理想論やとするなら、性悪説は現実論や。人間の本質は欲望である
人間は欲望に支配されとるっちゅう、身も蓋もない荀子の思想やね
人は生まれながらに悪性を持つ、言うねんな。
ゆえに人が善行をなすならば、それは本性ではなく偽りによるしかない。
そう喝破した。偽りであり、偽物であり偽善によるしかないと。
偽。つまりは人為や。善はもとよりすべて偽善であり、だからこそ、
そこには善であろうという意図がある…ちゅうてな。
これは貝木くんが昔、よう言っとった思考ゲームやねんけどな、本物と
それとまったく同じ、区別もつかんような偽物と。どっちのほうが価値があると思う?
これに対するうちの答は、当然本物のほうが価値がある、やった。忍野くんは等価値や
ゆうとったかな。けど、貝木くんはこない言うとったわ。
偽物のほうが圧倒的に価値があるってな
そこに本物になろうという意志があるだけ、偽物のほうが本物よりも本物だ。
貝木くんはな、どうしようもない小悪党の癖に言うことだけは格好ええんや。
まあ強いて言うなら、それが今回の件からうちが得るべき教訓っちゅうとこか
十年越しの教訓やけどな


か、語りが…長げえええええええw
とにかく、影縫は彼女なりに何か納得したという事かね。
そして、貝木が言った言葉が、カッコイイ!
「そこに本物になろうという意志があるだけ、偽物のほうが本物よりも本物だ」
すごくいい言葉じゃないか。影縫さんも、貝木は言うことだけは
カッコイイと認めるのがわかるわ。

と、いうわけで、影縫余弦はキメ顔を担いで…
「帰るで。うちらの負けや」
と敗北宣言。影縫の一方的な敗北宣言に阿良々木さん、唖然w
まあ、とにかく、よかった。

例外のほうが多い規則(アンリミテッド・ルールブック)
鳥は取っても巣鳥は取るな。おどれの妹はうちらの正義の例外言うことに
しといたる。存在的にメンターなおどれが精々導いたれや

影縫余弦は暦が最初からバトルに本気じゃなかった事を指摘してくる。
えええ… マジすかw 阿良々木さん、本気じゃなかったかもしれないが
瀕死だったのは間違いないよな。影縫はそれを感じ取って、気が
抜けたらしい。暦は、その理由を、影縫が暦の事を人間扱いしてくれた
からだと返す。いままで暦を人間と呼んだのは忍野一人だったとか…
影縫は奇しくも忍野とキャラがかぶってしまった事を笑い飛ばし
それなら最後は忍野が絶対に言わない台詞で締め括ると…
「さようなら」
と言って去っていった。あら京都弁っぽくないw

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家に帰った阿良々木さんは月火に報告。

「おはよう。お帰り。どこ行ってたの?」
「おう。実はお前のために怪物みてーな人間と人間みてーな怪物と戦ってきたんだよ」
「へえ。そりゃお疲れ様のありがとう… あんま無理しないでね」
「無理させろよ。好きでやってんだから」
「知ってる知ってる。お兄ちゃんは私達が大好きなんだよね」
「勝手に意訳すんな。お前らなんか…大嫌いだよ」

実はお前の為にってww 阿良々木さんが言った事って月火は
どこまで信じているのかな? 暦は部屋を出る時、夏休み明けに
僕の彼女を紹介してやると月火に言う。 

らしくもなくだらだらと出しゃばっちまったが、
いつまでも長居していてもつまらない。とりあえずは
自分の部屋に戻って着替えるとしよう。
色々やってるうちにすっかり夜も更けてきたことだし
気の利いた化物は、そろそろ引っ込む時分である。

エンディングの後Cパートがあったんだけど…
暦とガハラが海に居る様子が映っただけ。まあ、どうでもいいCパートだったw
なんでこんなシーン入れてきたんだろうか。そういえば、ガハラさんが
髪の毛を切っていたな。みんな髪の毛を切ってしまう!w


最終話はこんな感じでした。
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って最後出てたけど、次回に續 ??
なんかBlu-rayに収録される話があるのか?
それとも他の物語とかへって事??

最終話は、けっこう感動するシーン多く、特に暦が月火ちゃんに
キスをした後の二人のやりとり… 阿良々木さんの言葉はちょっと
聞いててウルッときましたよ。それと後半の方の、他人じゃねえよ
からの暦の言葉もよかった。

バトルシーンの、阿良々木さんのボコられ方が凄すぎて笑ってしまった。
途中から、顔が完全にゾンビみたいになっていて、大変だったねえ…w
最後、ゾンビ顔から顔が元に戻るシーンが、またよかったね。
思わず「あ、戻ったww」と見てるこっちも呟いてしまうシーンでした。
影縫さん、鬼強。ちょっと影縫VS忍の戦いも見たかったが
もし、二人が戦っていたら、どっちが勝っていたのか。
キメ顔が忍にやられてキメ顔じゃなくたった時は、スッキリしましたよ。

偽物語、全体的に小粒な感じの話でしたが、そこそこ楽しめた。
原作読んでないんで、なんとも言えないが、かれんビーに7話も割く
必要はあったのかしら? かれんビー7話に比べて、つきひフェニックスが
4話と、非常にあっけなく感じたんだよね。


前回までのレビューは以下からどうぞ
第壹話 かれんビー 其ノ壹
第貳話 かれんビー 其ノ貳
第參話 かれんビー 其ノ參
第肆話 かれんビー 其ノ肆
第伍話 かれんビー 其ノ伍
第陸話 かれんビー 其ノ陸
第漆話 かれんビー 其ノ漆
第捌話 つきひフェニックス 其ノ壹
第玖話 つきひフェニックス 其ノ貳
第拾話 つきひフェニックス 其ノ參

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